分野・センター

分子機能科学分野

薬学の基礎となる物理化学と分析化学について学び、これらを基盤とした生命科学へのアプローチ研究を行い、薬品物理化学研究室と薬品分析化学研究室とから成り立っている。
 薬品物理化学研究室では、ESR法やその他の手段を用いて活性酸素・フリーラジカルの測定による各種抗酸化物質の活性評価等の研究を行っています。
 薬品分析化学研究室では、ビール粕から取り出したヘキソシルセラミドを構成するスフィンゴイド塩基(SHB)の分子種の同定や、医薬品や生体成分の新規な分析法の開発(シャープペンシル芯を電極とした臨床分析法、電気化学抽出を利用する生体成分等の高選択的分析法)、卵胞ホルモン関連等の分析に関する研究を行っています。

教授
安西和紀
教授(学部長)
荒井健介
教授
准教授
土田和徳
准教授
講師
三熊敏靖
三熊敏靖
講師
助教
大室智史
助教

 

 

業績 分子機能科学分野

学術論文

  • Kawakami K., Nishida H., Tatewaki N., Eguchi-Kasai K., Anzai K., Eitsuka T., Konishi T., Hirayama M., Persimmon leaf flavonols enhanced anti-cander effect of heavy ion radiotherapy on murine xenograft tumors, J. Cancer Therapy, 4, 1150-1157 (2013).
  • Anzai K., Ueno M., Matsumoto K., Ikota N., Takata J., Gamma-tocopherol-N,N- dimethylglycine ester as a potent post-irradiation mitigator against whole body X-irradiation-induced bone marrow death in mice, J. Radiat. Res., 55, 67-74 (2014)
  • Ueno M., Nyui M., Nakanishi I., Anzai K., Ozawa T., Matsumoto K., Uto Y., Scavenging of reactive oxygen species induced by hyperthermia in biological fluid, J. Clin. Biochem. Nutr. 54, 75–80 (2014).
  • Yang H.,  Huang P., Liu Y., Kumar K. S., Hsu L., Lu T., Chia Y., Takajo T., Anzai K., Hseu Y., Toona sinensis Inhibits LPS-Induced Inflammation and Migration in Vascular Smooth Muscle Cells via Suppression of Reactive Oxygen Species and NF-B Signaling Pathway, Oxidative Medicine and Cellular Longevity,Article ID 901315, 16 (2014).

著書

  • 安西和紀,活性酸素・フリーラジカルと酸化ストレス,酸化ストレスの医学 改訂第2版,吉川敏一監修,内藤裕二,豊國伸哉編,診断と治療社,2-9 (2014).

学会発表

〇国内学会

  • 天野智予,須賀美菜子,荒井健介,シャープペンシル芯電極ボルタンメトリーによるALP酵素反応の検出条件,有機微量分析研究懇談会第31回合同シンポジウム,6月,東京(2014).
  • 天野智予,須賀美菜子,田部佑真,奥山裕代,加藤久晶,荒井健介,簡易型炭素電極によるアルカリ性ホスファターゼ酵素反応の検出条件,第27回バイオメディカル分析科学シンポジウム,8月,東京(2014).
  • 秋葉 優,露谷翔子,萩野谷祥子,荒井健介,岡島眞裕,池田満雄,市販強アルカリ電解水/ニトロベンゼン界面における電気毛管曲線およびイオン移動ボルタモグラムの測定,第27回バイオメディカル分析科学シンポジウム,8月,東京 (2014).
  • 安西和紀,上野恵美,松本謙一郎,髙田二郎,放射線被曝後投与でマウスの骨髄死を防御するビタミンE誘導体γ-TDMG.第17回Vitamin E Update Forum,8月,東京 (2014).
  • 関根(鈴木)絵美子,小川幸大,安田大輔,高橋恭子,中西郁夫,上野恵美,松本謙一郎,安西和紀,増野匡彦,村上健,抗酸化活性尿酸アナログのラット胸腺細胞を用いた放射線防護活性評価.第67回日本酸化ストレス学会学術集会,9月,京都 (2014).
  • 高城徳子,塗木勇介,横井杏沙,安西和紀,赤血球の溶血を指標としたビタミンE関連化合物の抗酸化能評価,第26回ビタミンE研究会,1月,東京 (2015).
  • 阿部真也,福間隆元,田口貴将,高城徳子,土田和徳,窪田洋子,安西和紀,フェントン反応によるヒドロキシルラジカル発生系における鉄イオンの影響,日本薬学会第135年会,3月,神戸 (2015).
  • 高城徳子,三宅大輔,土田和徳,窪田洋子,安西和紀,TEMPD (2,2,6,6,-tetramethyl-4-piperidone) を用いた一重項酸素の測定,日本薬学会第135年会,3月,神戸 (2015).
  • 宮本正宗,高橋佑美,田中優成,池田満雄,NBD-F誘導体化によるセラミド構成成分であるスフィンゴイド塩基の高感度分析法の検討,日本薬学会第135年会,3月,神戸 (2015).

研究費の受入状況

  • 安西和紀(代表),文部科学省科学研究費補助金基盤研究C一般,機能性食品の抗酸化能評価法に関する基盤的研究,3,900千円(2013-2015).
  • 荒井健介(分担),平成26年度環境研究総合推進費,電子機器廃棄物および処理残渣中のガリウムとインジウムの分離回収システムの構築,1,005千円(2014).

その他

  • 安西和紀,土田和徳,高城徳子,関根絵美子,上野恵美,細井義夫,抗酸化化合物の放射線防護作用に関する研究,平成24年度共同利用・共同研究成果報告書(広島大学原爆放射線医科学研究所),10 (2014).
  • 安西和紀,一般シンポジウム「生体内レドックス反応を可視化する」,薬事日報(8) (2014).