「黄帝内経霊枢」(こうていだいけいれいすう) 

原著は紀元前200年頃(前漢)から220年(後漢)の頃にかけて編幕されたと推定される、中国最古の医学書。「黄帝内経素問」と対をなし、鍼灸治療について黄帝と岐伯らとの対話として記載されている。

「針経」、「九巻」、「霊枢経」などとも呼ばれている。本書は江戸中期の和刻本と考えられるが、解説、奥付、版元の記載がなく詳細は不明。ドイツに渡っていたものを買い戻したもの。