「黄帝三部鍼灸甲乙経」(甲乙経)

西晋 皇甫謐 (215-282)

「黄帝内経素問」、「霊枢」に「明堂」を加えて、西晋の皇甫謐により再編集された針灸医学書。古代の鍼灸書として現代に残る最も重要な文献の一つとされている。

701年大宝律令の医制により日本の典薬寮における医学の教科書の一つに指定された。本書は宋の林億らにより1069年印刷出版されたものを1975年に台湾で影印出版されたもの。日本では1648年に和刻本が出版されている。