「黄帝内経素問」(こうていだいけいそもん)

原著は紀元前200年頃(前漢)から220年(後漢)の頃にかけて編幕された医学理論、鍼灸理論の書。

黄帝は伝説上の帝王であるが、黄帝と岐伯、伯高以下6名の医師との問答形式で書かれている。臨床に重きを置いた「黄帝内経霊柩」と合わせて「黄帝内経」と呼ばれる。「陰陽五行説」、「気」や「経路」の概念で医学を説いた原典。