教員プロフィール

橋本 寛子

橋本 寛子 教授

橋本 寛子

日本の伝統医療である漢方を学び、
健やかな生活を送りましょう。

漢方をはじめとする東洋医学の分野ではまだその効能に対し科学が追いついていない部分があります。西洋医学と東洋医学ではその得意分野が異なっています。西洋医学では原因のはっきりしている疾病の治療については明確な判断を下すことが出来、その効果も優れています。しかし、不定愁訴などの検査値で明らかな異常値がでないが、生活に支障がでるような疾病などについては不得手です。漢方は異常値がなくとも自覚症状があれば治療を施すことが出来ます。異常値がなければ大したことがないと考えられがちですが、当事者の活動性は低下し、社会における生産性も低下してしまいます。酷くなると労働が出来なくなることもあります。そうなる前に漢方の知識を持ち、治療を開始できればより健やかで幸せな生活を送ることができるようになるでしょう。これが未病を治す、という概念です。その他、西洋医学の治療に漢方を併用することにより副作用を和らげることが可能であったり、西洋医学では治療が出来なかった苦痛を和らげることでも効果を上げています。
漢方は古い医学ではなく、これからもまだまだ可能性を秘めている医学です。

 

略歴

東京理科大学薬学部製薬学科卒業し薬剤師免許取得後、株式会社ツムラにて生薬の研究を行う。その後、漢方治療を志し、金沢大学医学部医学科に入学、医師となる。
東京大学大学院医学研究科生殖・発達・加齢医学専攻博士課程修了。
日本内科学会認定医。日本医師会認定産業医。日本東洋医学会認定漢方専門医。
都立墨東病院、山田光胤記念漢方内科渋谷診療所などで漢方外来を行っている。
2015年5月より現職。
薬剤師、医師。