教員プロフィール

船山 信次

船山 信次 教授

船山 信次 教授

「薬毒同源」を原点に、より安全な創薬を追求しています。

本学は日本で初めて漢方薬学科が設立された大学です。JR大宮駅にも近く、抜群の交通アクセスでありながら、素晴らしい自然に恵まれた伊奈の地に、広大なキャンパスと充実の設備を擁する本学ほど薬学教育に相応しい場所はありません。薬学は自然科学であると同時に、医療の中核を担う人物の育成も期待されている、やりがいのある分野です。みなさんといっしょに勉強する日を楽しみにしています。私は現在、高等植物を中心に、その他微生物由来の抗生物質など、天然物を起源とする有用な天然有機化合物の単離・精製、および化学構造の研究を行なっています。特に有用な物質が多いアルカロイドと称される一群の天然有機化合物に着目する一方、「薬毒同源」の考え方から、種々の植物由来の有毒成分を明らかにする研究も実施しています。

略歴

  • 東北大学薬学部薬学科卒、同大学院薬学研究科博士課程修了、薬学博士。米国イリノイ大学薬学部留学、北里研究所室長補佐、東北大学薬学部専任講師、青森大学工学部教授、弘前大学客員教授等を経て現職。

学術論文

  • T. Yasuda, M. Yamaki, A. Iimura, Y. Shimotai, K. Shimizu, T. Noshita, S. Funayama, Anti-Influenza Virus Principles from Muehlenbeckia hastulata, J. Nat. Med., 64, 206-211 (2010).
  • Noshita, T., Funayama, S., Hirakawa, T., Kidachi, Y. and Ryoyama, K.; Machilin G and four neolignans from young fruits of Magnolia denudata show various degrees of inhibitory activities on nitric oxide (NO) production. Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry, 72, 2775-2778 (2008).
  • Noshita, T., Sakaguchi, A. and Funayama, S.; Isolation of ethyl caffeate from the petals of Prunus yedoensis. J. Nat. Med., 60, 266-267 (2006).
  • Sasaki, T., Takahashi, S., Uchida, K., Funayama, S., Kainosho, M. and Nakagawa A.; Biosynthesis of quinolactacin A, a TNF production inhibitor. J. Antibiot., 59, 418-427 (2006).

著書

  • 船山信次著,アミノ酸—タンパク質と生命活動の化学,266pp.,東京電機大学出版局(2009).
  • 船山信次著:図解雑学 毒の科学(16刷),232pp.,ナツメ社 (2009).
  • 船山信次著:毒と薬の世界史(3刷), 244pp.,中公新書 (2008).
  • ビートたけし他著:たけしの「最新科学教室」,137−158,新潮社 (2008).
  • 船山信次著:アルカロイド―毒と薬の宝庫(4刷), 314pp.,共立出版 (2007).
  • 船山信次著:毒と薬の科学, 219pp.,朝倉書店 (2007).
  • 奥山徹扁:エッセンシャル天然薬物化学(分担執筆),アルカロイド,171-218,医歯薬出版 (2007).
  • 横江一朗,北中進編,天然物医薬品化学(分担執筆),アルカロイド,281-320,廣川書店 (2005).
  • 瀬野悍二:分子医科学辞典,(奥山明彦監修),化学構造式照査担当,共立出版,1-1142 (2005).
  • 有機化学入門(共立出版).

国際学会発表

  • T. Yasuda, M. Yamaki, A. Iimura, Y. Shimotai, K. Shimizu, T. Noshita, S. Funayama, Anti-Influenza Virus Compounds from Muehlenbeckia hastulata, The 50th Aniversary Meeting of the American Society of Pharmacognosy, June 27 – July 1, 2009, Honolulu, HI, USA.

国内学会発表

  • 大槻 崇,横澤恵美子,石橋正巳,安田高明,船山信次: シラユキゲシ (Eomecon chionantha)の成分研究.日本生薬学会第53回年会,9月,埼玉 (2006).

研究費の受入状況

  • 船山信次,安田高明,南米産植物由来の生物活性物質の解析,プリヴファーマ,500千円,2009年
  • 船山信次,安田高明,南米産植物由来の生物活性物質の解析,プリヴファーマ,1200千円,2008年
  • 船山信次,安田高明,南米産植物由来の生物活性物質の解析,プリヴファーマ,1500千円,2007年

その他

  • 船山信次,『私立中高進学』8・9月号インタヴュー,大学の研究最前線「毒は薬、薬は毒 身近な植物から“毒”を探す」,2010年7月
  • 船山信次,『COMZINE』7月号巻頭インタヴュー,かしこい生き方のススメ「毒なのか、薬なのか、それは人間の都合で決まるだけです」,NTTコムウェア,2010年7月
  • 船山信次,生命システム科学特別講義,「毒と薬の科学」,2010年6月30日(県立広島大学庄原キャンパス)
  • 船山信次, 産業保健指導者会特別研修会講演,「毒と薬と食物」,2010年6月19日(神奈川産業保健推進センター)
  • 船山信次,平成22年度仙台一中・一高同窓会通常総会講演,「茶畑を巡る縁—石田名香雄先生・志賀潔先生と私」,2010年4月23日(ホテルメトロポリタン仙台)
  • 船山信次,Chem. Pharm. Bull., Editorial Advisory Board,2010年4月より
  • 船山信次,ファルマシア書評,『アミノ酸—タンパク質と生命活動の化学』,2010年3月
  • 船山信次,文化放送ラジオ,大村正樹のサイエンスキッズ出演,2010年3月11日
  • 船山信次,文化放送ラジオ,大村正樹のサイエンスキッズ出演,2010年3月4日
  • 船山信次,産経新聞インタヴュー,「研究室から,薬用植物のとりこ—日々“毒探し”」,2010年2月23日
  • 船山信次,文化放送ラジオ,くにまるワイドごぜんさま〜生出演,「くにまるアカデミー」にて毒と薬についての話,2010年1月18日
  • 船山信次,「爆笑問題 vs. 船山信次—『爆笑問題のニッポンの教養(NHK)』に出演して」,日本薬用植物友の会会報第106号,4-8頁,2009年12月16日発行
  • 船山信次,けんかつオープンカレッジ,「毒草と薬について」,2009年10月23日(埼玉県県民活動総合センター)
  • 船山信次,NHK—TV「爆笑問題のニッポンの教養」に出演,「File082 ヒトと毒薬」,2009年8月4日(2009年8月5日再放送)
  • 船山信次,「薬草・毒草と人類の歩み」,日本薬用植物友の会会報第104号,7-12頁,2009年3月6日発行
  • 船山信次,市民公開講座(日本薬用植物友の会主催),「毒草・薬草と人類の歩み」,2009年2月21日(仙台市戦災復興記念館)
  • 長山靖生,『毒と薬の世界史』書評,「毒と薬に対する危ないまでの愛情」,SFマガジン2009年2月号,121ページ
  • 船山信次,朝日新聞書評,『毒と薬の世界史』,2009年1月25日
  • 船山信次,『at home Time』 インタヴュー,「青酸カリのような人工の毒より,自然界由来の毒の方がはるかに強いものがたくさんあるのです」,2008年10月28日(記事は『at home Time』2008年12月号2-3頁収載)
  • 船山信次,伊奈町講演会(学校開放講座),毒と薬と食品・嗜好品,2008年7月5日
  • 船山信次,東洋大学第2回ライフサイエンスTカフェにて講演,毒草とくすり,2008年6月30日
  • 船山信次,巻頭言「毒から見た薬・薬から見た毒」,日本薬用植物友の会会報第102号,2-4頁,2008年6月10日発行
  • 船山信次,『くらしとからだ』インタヴュー,「『毒ギョーザ事件』を契機に『薬毒同源』について考える」,2008年2月29日(記事は『くらしとからだ』56号(2008年4月号20-21頁収載)
  • 船山信次,「くすりと人類の歩み」,花崎徳栄高等学校生徒への特別講演,2007年7月12日(日本薬科大学)
  • 船山信次,安田高明,隠し味はサイエンス!~パラケルススの科学レシピ~(20)毒を食べる!,スカイパーフェクトTVサイエンスチャンネル,2007年1月放映.
  • Shinji Funayama, Pharmceutical Biology (USA)副編集長,2002年1月~現在に至る.
  • 船山信次,市民公開シンポジウム教育講演,毒と薬と健康科学,奈良市民ホール(後援・奈良県,奈良市,生駒市等),2006 年 11 月.
  • 船山信次,読売新聞に解説,ニンニクの効用について,2006 年 7 月.
  • 船山信次,TBS−TV出演(イブニングファイブ・三雲孝江キャスター),サリチル酸の毒性についての説明,2006 年 6 月.
  • 船山信次,秋田銘醸株式会社「美酒倶楽部」に執筆,GABAと私の縁,2006 年 5 月.
  • 船山信次,衛生研究所特別ゼミ,「健康被害を起こす天然物について」,山形県衛生研究所講堂,2005年12月.
  • 船山信次,ビートたけし氏と対談,達人対談「毒にも薬にもなる話」,2005年10月.対談記録は新潮45第24巻12号(2005年12月発行・通巻284号)150-161に掲載.
  • 船山信次,日本薬用植物友の会山形支部講演会,「毒草と薬草の話」,山形市遊学館,2005年9月.