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栗原 大河

脳とこころの病気

人間の脳は、神経細胞から成り立ち、神経細胞はシナプスを介して情報の伝達を行っています。私は、シナプスで働く分子の機能を研究することにより、脳が働くメカニズムの解明を目指しています。具体的には、ヒトから見つかった変異を導入したノックインマウスや、遺伝子を欠損させたノックアウトマウスを使用し特定の神経回路との関連について解析しております。精神・神経疾患だけではなく、現在は認知症モデルマウスを使い、改善薬のスクリーニングも行っております。
また、近年開発されたCRISPR/Cas9システムと子宮内電気穿孔法を用い、マウスの脳内の単一神経細胞でゲノム編集を行い、遺伝子をノックインする技術の開発を行ってきました。
脳の老化やこころの病気に興味がある方は、是非一緒に研究を行いましょう。


略歴
  • 信州大学大学院医学系研究科医学系専攻博士課程修了 分子細胞生理学講座

  • 学位:博士(医学)信州大学

総説
  • Kasem E, Kurihara T, Tabuchi K. Neurexins and neuropsychiatric disorders.
    Neuroscience Research. 6 December 2017.

学術論文
  • Kurihara T, Kouyama-Suzuki E, Satoga M, Li X, Badawi M, Thiha, Baig DN, Yanagawa T, Uemura T, Mori T, Tabuchi K. DNA repair protein RAD51 enhances the CRISPR/Cas9-mediated knock-in efficiency in brain neurons. Biochemical and Biophysical Research Communications. 4 Feb 2020

  • Mori T, Kasem EA, Suzuki-Kouyama E, Cao X, Kurihara T, Uemura T, Yanagawa T, Tabuchi K. Deficiency of calcium/calmodulin-dependent serine protein kinase (CASK) disrupts the excitatory-inhibitory balance of synapses by down-regulating GluN2B. Molecular Psychiatry. 4 January 2019

  • Uemura T, Mori T, Kurihara T, Kawase S, Koike R, Satoga M, Cao X, Li X, Yanagawa T, Sakurai T, Shindo T, Tabuchi K. Fluorescent protein tagging of endogenous protein in brain neurons using CRISPR/Cas9-mediated knock-in and in utero electroporation techniques. Scientific Reports. 26 October 2016

国内学会発表
  • 植村健, 森琢磨, 栗原大河, 里賀みちる, 田渕克彦. CRISPR/Cas9システムを用いたin vivo単一神経細胞での遺伝子ノックイン. 第39回日本神経科学大会. 日本神経科学学会.2016/7/21

  • 中易 知大, Kasem Enas, Bo Pang, 栗原 大河, 田渕 克彦. 自閉症に関連したニューロリギン変異体の包括的行動解析と行動・電気生理学的異常の改善に向けた薬物スクリーニング. 第40回日本神経科学大会. 日本神経科学学会. 2017/7/21

  • 植村健, 鈴木絵美, 小池梨絵, 川瀨詩織, 栗原大河, 崎村建司, 三品昌美, 田渕克彦,小脳顆粒細胞特異的ニューレニシントリプルノックアウトマウスの作成と解析. 第40回日本神経科学大会. 日本神経科学学会. 2017/7/21

  • 森琢磨, Kasem Enas, Cao Xueshan, 鈴木絵美, Li Xue, 栗原大河, 植村健, 柳川徹, 田渕克彦.CASKの発現低下は、GluN2Bの発現低下を介してシナプス興奮・抑制バランスを撹乱する. 第41回日本神経科学大会. 日本神経科学学会. 2018/7/26

  • Takuma mori, Moataz Badawi, 鈴木絵美, 栗原大河, 野原克裕, 吉沢隆浩, 田渕克彦.Synaptic andbehavioral deficits in mice with an epilepsy-associated mutation of salt induced kinase 1. 第53回日本てんかん学会学術集会. 日本てんかん学会. 2019/10/31

  • 森琢磨, Kasem Enas, 鈴木絵美, 曹 雪杉, 栗原大河, 田渕克彦. X染色体不活性化による発現/欠損細胞のモザイク分布と機能異常. 第66回中部日本生理学会. 新潟大学大学院医歯学総合研究科. 2019/10/4