「千金方」(せんきんほう) 孫思邈(そんしぼう)

唐代652年、原本は30巻。人命は千金より重いという意味の書名をつけた医学書。

千金要方とも言う。医学総論、本草、製薬、婦人科、小児科、内科、外科、外毒、備急、養生、脈診、鍼灸、導引などを網羅している。

宋代に林億らが校訂し「備急千金要方」と書名が変えられた。