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薬学科 卒業生

勉強だけでなく、たくさんの人と関わることも大切。

中村澪沙さん

株式会社セキ薬品

狭山ヶ丘高校出身

薬剤師になろうと思った理由、きっかけ

初めは、身近に化粧品関係の職業についている人がいた影響と、私自身も化粧品に興味があり、開発方面に進むなら薬剤師の資格を持っていた方が良いと聞き薬学方面に進みました。ですがいざ入学して薬学の勉強に触れてみると、私や家族・友人等の身近な人が飲んでいた薬の剤形や成分の特性・効き方のメカニズム・使い方・病態など幅広い事を知れ、勉強していてすごく面白いと思ったこと、人に薬のことを相談された時に役に立ちたい・病気の方の支えになりたいと思うようになり、調剤薬局の薬剤師になろうと意思を固めました。

現在の就職先に入った理由、きっかけ

・どこに配属になったとしても勤務先が埼玉県内なので自宅から通いやすいこと
・自分の生まれ育った県に医療貢献できること
・休暇の希望が通りやすいこと
・病気になってしまった方だけでなく、なる前（未病）の方の健康相談もドラックの併設店であれば携わりやすいと思い決めました。

現在の仕事内容／こだわりや心がけていること

・主な仕事・・・受付、処方入力等の事務作業、調剤、投薬、薬歴記録、疑義照会、鑑査（副作用や併用薬との飲み合わせチェック・アレルギー歴や過去の服薬歴との照合も含む）、患者様にあったOTC選択・受診勧奨、日常の健康相談
・業務の合間の仕事・・・薬歴チェック、在庫管理、薬（OTC、備品を含めた）の発注、店間移動、返品、伝票チェック、棚卸（ハイリスク、向精神薬、麻薬、覚せい剤原料、期限チェック）、待合室のリーフレットの補充、分包機の掃除（メンテナンスも含む）、〆作業

在学中に頑張ったこと

在学中はやはり勉強を一番頑張ったと思います。
もともと薬学は分野も広く、そもそもの私の基礎学力も乏しかったため覚えることが多かったのですが、ただ単に暗記するだけの勉強法から、できるだけ理論づけて覚えるよう努力しました。

今後の目標

患者様やお客様に「ありがとう」「選んでくれた薬で良く効いた」「あなたに任せたい」と言っていただけるような薬剤師になることです。

在学生へアドバイスをお願いします

在学中、課題や実習、試験等に追われて嫌になることもあると思います。そんな時は一人でため込まずに、同じクラスの子・先輩や先生等と助け合いながら乗り越えて行きましょう。
またフルパワーで頑張るだけでは長続きしないので、適度な息抜きも大切です。
それから勉強以外に何でも良いのでたくさん経験し、たくさんの人と関わることも大切だと思います。アルバイトでも、友人と遠出するでも、ボランティアに参加するでも、スポーツするでも何でも良いです。卒業後、今まで勉強してきたことや経験・人脈がきっと自分の糧になります。

後輩たちへメッセージ

薬学方面に行っても、化学・生物・物理等の科目は必須です。今の内から基礎を固めておいた方が志望の大学に入った時に頭に入りやすくなります。 また大学は分野も広く覚えること・学ぶことが多いのでただ単に暗記するということが難しくなります。今のうちから、「こうだからこういうことが起こる」と理論立てて考えたり、身近なものに印象づけるような勉強法にすると良いかもしれません。

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