薬学科 在学生

患者さんだけでなく医師や看護師の手助けができる病院薬剤師になりたい

宮坂明日実さん

薬学科 3年生

東京成徳大学深谷高等学校出身

どのように学校や学科を選びましたか?

 中高一貫の私立に通っていて、中学2年生のときに薬剤師になりたいと思い、日頃の勉強を頑張ったりしていました。そして、高校1年生の時に指定校を取るため普通文理系コースに移り、そこで薬学部への勉強にしっかりと取り組みました。当時の私は高校1年生の時点では評定平均がとても低く、指定校推薦をもらうのにもこれからの2.3年生でかなり頑張らないといけない状況でした。それからは死ぬ気で残りの2年間で勉強をして、薬学部へ合格したいという気持ちを強く持ち、そのおかげで日本薬科大学の指定校を取ることが出来ました。

入学前と入学後で、学校生活に対するイメージは変わりましたか?

 入学前のイメージは、講義を受けて放課後にたくさん勉強して、部活動や趣味にも没頭できる時間を確保できるものかと思っていました。実際に1、2年生はそういった部分は楽しめましたが、3年生にもなると全体的な勉強量が私には多く感じて、特に試験前になると遊ぶ余裕はあんまりないのが正直なところです。笑
また、1年生の時はとっつきにくい先生ばかりだと勝手に思いこんでいましたが、授業のことや、プライベートのことなどでしっかりと話をしてみると、実は相談もしやすくて気軽に声をかけられるような先生や職員も多く、現在はとても過ごしやすい環境だと思っています。
 そのほか、部活動はバスケ部や軽音部で3年間好き勝手にやっていますが、先輩も後輩もみんな優しくて、好きなことが沢山できて楽しく過ごせています。

今後の進路は、どのように考えていますか?

 将来は病院薬剤師として働きたいと思っています。
これは薬剤師になりたいと決めた時から思っていて、最近あった「アンサングシンデレラ」という薬剤師の漫画を見て、さらに気持ちが強くなりました。笑
 また、高校時代に地元のホームセンターでバイトをしていたこともあってか、お客様とコミュニケーションをとるということがとても好きなので、薬剤師という仕事自体は自分に向いているのではないかなと感じています。
そういった強みを前面に出せる且つ、いちばん身近で患者さんだけでなく医師や看護師の手助けができる病院薬剤師になりたいと思っています。
 また病院で治療を受けている患者さんに直接関わって行く仕事なので、常日頃から笑顔で明るく相談しやすいと思って貰えるような人を目指しています。

後輩たちへメッセージ

 私は、多くの筆記科目がある受験というものを今まで1回しか経験していません。
その1回も小学6年生の時なのでほとんど覚えておらず、大学の定期試験が毎回受験なのではないかというぐらいの山場になっています。そのせいか、試験前には未だに、何から勉強していいか等々、試験へのプレッシャーでパニックになってしまうこともしばしばあります。笑
 こうならない為にも普段から、受験という大きなプレッシャーをはねのけられるようにメンタルをしっかりと鍛えておくことも大事だと思います。
自分の好きなこと、興味があることだけを勉強できる進路にいけたら本当に楽しく、勉強が好きになれます。勉強はやらされていると思ったら負けてしまうので、自分が好きでやってる!自分の将来のため!と強く思って、何回泣いても、何回折れても、何回人を頼っても、強くなくてもいいから、キツいと思ったその瞬間からもう一歩だけ頑張ってみてください。きっと道は開けると思います。そしてそれを見てくれている人は必ず居ます。
 「絶対いつか報われます」と、メンタル激弱現役薬学生は思います。笑
一緒に頑張りましょう!!

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