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薬学科 健康薬学コース

少子高齢化はますます進み、日本は2040年ごろまでに3人に1人が65歳以上という超高齢社会を向かえようとしています。現代の医療において、癌、心疾患、脳血管疾患、高血圧症、糖尿病など、多くの成人や高齢者に見られる生活習慣病の克服が最重要課題となっています。これにより私たち一人一人の健康への意識も年々高まり、医薬品の情報のみならず、栄養や運動、生活環境改善、薬害・薬物乱用防止への対応が求められています。

また、健康補助食品やサプリメントのめざましい需要拡大によって、これらと医薬品との適正服用などに関する情報の提供も社会的なニーズとなってきました。このような予防医療時代に向け、健康薬学科では、医薬品による疾病の治療のみならず、疾病の予防、健康増進、生活環境保全まで視野に入れた教育・研究を基盤として、地域医療やセルフメディケーションに貢献できる薬剤師を育成します。そのために、「医療品」に加えて「健康食品」についても適切なアドバイスを行うことができるNR・サプリメントアドバイザーの資格を有する薬剤師の育成を目指します。

生活習慣病学

超高齢社会を迎えた日本において、健康(疾病予防や疾病悪化の防止)に関する人々の関心が高まっており、これからの医療は「健康づくり」へ視点を拡げた総合的保健対策が求められている。このような状況のもと、薬剤師には医薬品の服薬指導に加え、疾病の予防や健康維持にも積極的に関わることが期待されている。本講義では、主な生活習慣病(糖尿病、高血圧症、脂質異常症、肥満、虚血性心疾患、脳血管疾患、癌など)の病態、発症動向、生活習慣におけるリスク要因を理解し、これらの疾病の予防と治療を含む地域保健活動を実践するための知識を深める。

臨床栄養学

私たちは栄養素を摂取し生命活動を行っている。摂取した栄養素は吸収や代謝を受けてその機能を発揮する。一方、その吸収や代謝の異常が原因となる病気も多い。また、疾病が原因となり代謝異常を起こすものも存在する。臨床栄養学では、栄養素の摂取や代謝と疾病の関係を理解し、疾病の予防や疾病時の栄養管理について学習する。

鑑識科学

社会的に問題となる代表的な薬毒物、重金属、工業製品、農薬などのの分析、毒性、代謝などに関する基本的知識を修得するための講義を行う。また社会問題化している違法薬物(乱用薬物)について理解するとともに、これら薬毒物の中毒処置法(解毒法)について学び、それらの基本的知識を修得する。

機能性食品学

食品がもつ機能には、栄養素としての機能、旨みなど感覚に訴える機能、そして生体調節機能がある。生体調節機能には、免疫増強、老化予防、肥満予防等があり、これらの機能をもつ食品は機能性食品と呼ばれる。機能性食品学では、機能性食品に関する正しい知識と消費者がこれらを摂取する上での注意点について学ぶ。機能性食品の分類と定義、有効性や安全性を考慮した適正な使用方法、医薬品との相違についての理解と相互作用、消費者に対する適切な情報提供のあり方などについて講義を行う。