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薬学科 医療薬学コース

医療現場や社会で活躍できる実践的な薬剤師になるために、幅広い専門知識と医療人としての心を学びます。
薬剤師は、直接患者さんと接し、薬が正しく使われるようにあらゆる場面で関与します。たとえば、病院ではくすりの専門家として、医師に協力して処方内容の検討やアドバイスを行い、臨床薬剤師として、ベッドサイドで患者さんに適切な服用を指導し、相談に乗ります。また、薬を正しく調整し、薬の副作用や効果のモニタリングを行います。地域の薬局では、薬局内だけでなく、学校薬剤師としてあるいは介護での在宅医療の一翼を担うスタッフとして、患者さんへ薬の説明をきちんと行い、医療の相談にのります。このために心優しい薬剤師を目指します。
このような薬剤師になるためにつぎのような実習も行います。
・インスリン自己注射製剤の使用法や、自己血糖測定器による糖負荷後の血糖値の変化の測定から糖尿病への理解を深めます。
・血圧測定器を使用し、運動負荷後の血圧、心拍数への影響を知り、循環器機能の調節系への理解を深めます。
・発作による自覚症状の増悪が生活の質(QOL)も低下させる気管支喘息患者さんのために、いろいろなタイプの吸入器具を体験し、適正な吸入薬の服薬指導法について考えます。

実践医療統計学

医薬品の開発における薬効解析(効果&副作用)は、動物実験から臨床試験に至るすべての段階で医療統計学が使用されてる。その情報が申請資料(CTD)に盛り込まれ、インタビューフォーム(IF)や添付文書(IP)に抜粋され、臨床家が治療方針を決める重要な根拠となっている。これらに記載される統計手法が年々複雑化しているため、正しい情報の解釈をするためには医療統計学の知識が必須である。各種治療ガイドラインやIPの情報が必ずしも全ての患者に当てはまるものではなく、個別最適化が期待される時勢に薬物治療の専門家としてIFやCTDや元文献にまで戻って、統計的な思考で考察できる薬剤師に必要なスキルを養成する。

処方箋解析学

臨床検査値をどのように理解し、どのように処方箋の監査に活かせばよいか、さらに、必要に応じてどのような疑義照会を行えばよいかについて、講義と演習を通して学ぶ。次に、高齢者の特徴や高齢者が慎重に使うべき薬剤、ポリファーマシー問題、褥瘡の治療薬などについて学び、高齢者の処方箋に対する監査のポイントについて学ぶ。

医薬品治験学

医薬品の開発には長い年月と膨大な費用が掛かる。医薬品となる物質の探索。開発研究から候補化合物を創出し、非臨床試験・臨床試験を経て医薬品として承認され、市販されるまでの過程を、特に治験に関することを中心に解説する。また薬害との関連にも触れていく。

症例解析学

各講義の前半では3症例の症例及び処方意図の解析を各自で行う。後半は、この解析結果について発表及び討議を行い、必要に応じて教員が解説を補足する。