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薬学科 漢方薬学コース(さいたまキャンパス)

漢方薬学コースが目指す人材

未だ病ならざる病”未病”、そして病気を予防し、治療する”予防医学”こそが、これからの医療に求められています。
そのために本学科では西洋医学と漢方医学の知識・手法を兼ね備え、両者を自由に使い分けることのできる薬剤師を育成します。

科目紹介

本草学

本草とは「本草石之寒温」、即ち「草石の寒温(薬の性質) に本(もと) づく」に由来する語で、東洋の薬物学(Materia Medica) のことである。漢方薬や生薬の本質的活用には、現代科学的解釈だけでなく、この本草という東洋医学的理解が不可欠である。本草書はまた創薬に際しての有用な情報源ともなりうる『温故知新』の学問である。本草学の目標は、漢方薬・生薬の知識はもちろんのこと、本草書を通して生薬の本質を読み取る技能を身につけ、漢方薬学に深化した薬剤師を目指す点にある。


漢方応用薬理学

漢方薬の、臨床における質の高いエビデンス(試験デザイン)、診療ガイドラインの記載、および、動物実験を用いた作用機序について理解し、漢方薬の現代医学的使い方を理解する。


漢方治療理論

漢方における基礎理論を概説する(6コマ)。漢方理論は、中国・台湾では中医学、日本では漢方医学として伝承されてきた理論体系であり、漢方薬を理解し、使いこなしていくために必要不可欠なものである。理解しにくい古典用語・概念を現代科学的解釈も交えながら分かりやすく説明する。さらに中国医薬大学の呉先生から中医学基礎理論を概説する(2コマ)、生薬を原料にした特定保健用食品開発研究の一端を紹介しながら新たな生薬資源の活用方法に関する講演(2コマ)を実施する。

漢方処方学

漢方処方は古典的な観点と現代医学的観点のいずれか、もしくは両方に基づき処方されます。薬剤師として、医師の処方意図を理解したり、また、自ら処方する場合には、両方の考え方を理解しておく必要があります。本講義では、前半では日本薬局方に収載されている頻用処方に関する古典的観点からの解説を、後半では実際に漢方処方が頻用される高齢者医療を題材として、臨床における漢方処方の使用方法の考え方に関する解説を行ないます。