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多根井 重晴

“思い”を“カタチ”に!

皆さんもご存じのとおり、医療の現場で求められる薬剤師業務は千差万別で、答えがひとつとは限りません。ですから、皆さんを取りまく学習環境には、とても大切なキーワードが秘められており、薬学部教育では感性を育むことも求められています。さて、医薬分業の歴史を紐解くと、13世紀のフリードリヒ2世まで遡ることができ、わが国では明治時代に近代的な医療制度が導入され、メイド イン ジャパンの薬剤師が誕生しました。日本では、「厚生労働大臣から薬剤師の免許を与える」と薬剤師法に明記されていますが、免許とは「禁止されている業務等について、法定要件を満たす場合にのみ、禁止事項を解除する」ことを意味します。したがいまして、薬剤師免許の取得を目指す薬学部では学ばなければならない事が数多く、皆さんには苦しくとも楽しく、長いようで短く、とても充実した学生生活が待っています。「何故、薬学部に入学するのか?」「どのような薬剤師になるのか?」など、揺るぎない原点をいつも心に温めながら、チャンスを逃すことなく、ゴールを見据え、目標に向かって、何事にも「誠実に・前向きに・真剣に」トライしてみましょう。そして、指折り数え、首を長くしつつ、1日でも早い薬剤師としての誕生を待ち望んでいる患者さんや地域の方々に貢献するためにも、本学で“思い”を“カタチ”にしてみませんか?


略歴
  • 博士(薬学)。岐阜薬科大学、奥羽大学薬学部、青森大学薬学部を経て現職。

総説
  • Tanei S., Toyota H., Practical research on learning by repetition in undergraduates, 奈良教育大学教育実践開発研究センター研究紀要, 5, 19-25(2019)

  • Toyota H., Tanei S., Relationships among Seating Position, Emotional Intelligence and Self-reference Tendency, 奈良教育大学教育実践開発研究センター研究紀要, (2020) in press.

学術論文
  • Okamura T., Tanei S., Masuda Y., A Study of color image in packaging for health drinks: Examining anxiety of health and physical condition, 人間教育, 2(2), 45-50(2019)

  • Yamashiro K., Tanei S., Burapadaja S., Ogata F., Kawasaki N., Survey on physical or mental health status of university students in Japan and Thailand, Journal of Allied Health Sciences,  10(2), 69-78 (2019)

  • Nagakura Y., Miwa M., Yoshida M., Miura R., Tanei S., Tsuji M., Takeda H., Spontaneous pain-associated facial expression and efficacy of clinically used drugs in the reserpine-induced rat model of fibromyalgia, European Journal of Pharmacology, 864, 172716(2019)

  • Okamura T., Tanei S., Relationship between Amount of SNS Accounts and Self-Concealment in Late Adolescents, 人間教育(2020) in press.

  • Tanei S., Miwa M., Yoshida M., Miura R., Nagakura Y., The method simulating spontaneous pain in patients with nociplastic pain using rats with fibromyalgia-like condition, MethodsX, (2020) in press.

海外および国際学会発表
  • Tanei S., Chen F., Nagakura F., Kawasaki N., Okamura T., Zenitani T., Zenitani R., Zenitani T., Kobayashi M., Anzai K., Current situation and issues of education for staffs working in household drugs distribution business in Japan, 2019International conference of sport, leisure and hospitality management, May, Taiwan(2019)

国内学会発表
  • 三浦玲奈,三輪真知子,吉田未来,多根井重晴,永倉透記,レセルピン誘発線維筋痛症モデルラットにおける自発痛の苦痛表情スコアによる評価,第92回日本薬理学会年会,3月,大阪(2019)

  • 岡村季光,多根井重晴,青年期後期のSNSアカウント保有数と自己隠蔽傾向の関連,日本心理学会第83回大会,9月,大阪(2019)

  • 多根井重晴,岡村季光,豊田弘司,陳福士,安西和紀,座席位置とエゴグラム及び情動知能の関係,日本教育心理学会第61回総会,9月,東京(2019)

  • 陳福士,多根井重晴,鍾慧于,林煒哲,藍旺蒼,孫一心,松永修司,縣右門, ニャンガピルエキス配合製品を併用した運動療法における有用性の検討について,第74回日本体力医学会大会,9月,茨城(2019)

  • 大上哲也,中野高広,山上徹也,多根井重晴,認知症、MCIのスクリーニング:脳活バランサーの活用,第38回日本認知症学会,11月,東京(2019)

  • 岡村季光,多根井重晴,居場所(安心できる人)と貢献感,特性的自己効力感及び生活満足感の関係,日本発達心理学会第31回大会,3月,大阪(2020)

  • 永倉透記,多根井重晴,健康寿命および寿命の都道府県間差異に関連する健康状態指標や嗜好・生活習慣の解析,日本薬学会第140年会,3月,京都(2020)

著書
  • 多根井重晴(分担),薬学と社会 2020,評言社(2019)

  • 多根井重晴(分担),薬学と社会 2021,評言社(2020)