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大学からのお知らせ【社会貢献・地域連携】

第2回 高校生実習「高校生天然物化学実習」を実施しました。

  1月23日(日)及び29日(土)に専門分野への興味・関心を高めることを目的として、「高校生天然物化学実習」を実施しました。この実習は、10月に実施した「高校生生化学実習」に続く今年度2回目の高校生実習です。埼玉県立熊谷西高等学校、茗渓学園中学校高等学校の1、2年生が参加しました。 

 実習のテーマは「天然物からの医薬品原料となる有効成分の単離とその構造解析」です。オウバク(キハダの樹皮)から医薬品の原料となるベルベリンの抽出、単離を行い、薄層クロマトグラフィー(TLC)による定性試験でその成分を確認した後、核磁気共鳴分光法(NMR)による構造解析の方法を学びました 。

 参加した高校生は、天然物からの医薬品の抽出やその構造解析に興味を持ち、「最初は何を示しているのか全くわからないNMRスペクトルがだんだん読み取れるようになったのが嬉しかった。」などの感想を残しました。