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大学からのお知らせ【社会貢献・地域連携】

さいたま市教育委員会と本学との連携プロジェクトの二回目を実施しました。

 

 612日(日)、さいたま市教育委員会と本学との連携プロジェクトの二回目を、529日(日)初回に引き続きさいたまキャンパスで実施しました。当日は前日の予報に反して梅雨の晴れ間の青空が広がる中、中高生(15名)、学生(7名)が参加しました。

 

 

 先ず初めに開会行事及び日程説明を行った後、選手への調査としてさいたまブロンコスの野原選手 <オンライン>やT.T彩たま高木和(たかきわ)選手 <対面>のインタビューをもとに開発コンセプトの検討、決定、漢方薬学学習(継続)、食材の成分分析、食材の組み合わせの検討(発酵しょうがと漢方・ハーブの組み合わせ)等を行いました。

 

 

 午前中に行われた選手インタビューでは初対面にも関わらず生徒等は物怖じせず堂々と積極的に質問を投げかけているのが印象的でした。インタビューを通して得られた選手のニーズを元に漢方資料館に移動して漢方薬学学習を行いました。漢方資料館では本学の山路誠一准教授が約30分間漢方資料館の案内資料に基づき、アスリートが安心して用いることが出来る材料について実際の生薬を紹介しながら詳しい説明をしました。

 

 

 

 

 昼食を挟んだ午後は前回と同じくしょうがのむしの周東様とさいたまヨーロッパ野菜研究の北様等関係者がオブザーバーとして加わり、開発コンセプトおよび食材の組合せについてグループ毎に発表を行いました。

 

 

 生徒等はヨーロッパ野菜研究会の皆様が持参したビーツやケールの粉末をお湯に溶いて色の出具合を確認したり、雨が降った後の土の匂いがするというビーツの独特な匂いを嗅いだり、食材同士の組み合わせを考える際の難しさを実感したようでした。

 

 

 プログラムの最後では、プロジェクトチームの役割分担(クラウドファンディング、開発商品ラベルデザイン、広報活動、開発商品生産に関する活動、開発商品販売に関する活動)を決めグループ毎に打ち合わせを行いました。

 

 

 

 

 回を重ねるごとに、生徒、学生、講師(協力団体)の距離が縮まり、商品開発を目的に編成されたチームの結束力の高さを感じることができました。

 

 本プロジェクトは商品開発に向けて5月~8月の間で5回のプログラムが予定されており、次回、729日(金)は引き継ぎ「研究開発(メニュー開発)について」を開催する予定です。