7月19日(火）、ジージーとアブラゼミの鳴き声が響き渡るさいたまキャンパスにて、本年度大学開放授業講座（前期）における全ての授業が終了し、受講生9名全員が修了式に参加しました。

 

　埼玉県福祉部高齢者福祉課主催の本事業は、県内在住の55歳以上の皆様を対象に、生活の充実や社会参加のきっかけづくりを目的とし、県と県内・近隣にキャンパスを構える23の大学が協力して授業科目の一部を開放し、受講生の皆様は一般の学生とともに授業を受けています。

 

　昨年は新型コロナウイルスによる影響で、本学の授業がオンラインと対面のハイブリッド形式で行われていたため、大学開放授業講座もオンデマンド配信となりました。

 

　インターネットの環境が整っていない方もいるため、残念ながら昨年後期の受講生は3名に留まりましたが、本年度前期の授業が対面式で行われると知るや否や、対面での開講を待ち望んでいた多くの方々からの申し込みがありました。リピーターの中には長年に亘り、本学の大学開放授業講座を通して学びを継続している方がおります。

 

　最終講義終了後には、一定の出席を満たした受講生の方に対して、担当教員から修了証書を授与しました。授業を終えた受講生等は皆安堵の表情を浮かべ、喜びを隠しきれないようでした。受講生からは、「勉強を通して学び直そうという意欲が出た」「興味がある分野だったので意外な発見もあり楽しく学ぶことができた」「対面の授業は集中力が増し、講義内容の理解も深まった」等の感想が寄せられました。

 

 

 

3ヵ月という短期間ではありましたが、学びの他にも教員を交えて受講生同士の交流が深まるなど充実したキャンパスライフを満喫したようでした。

 

 

　本学では後期も引き続き大学開放授業講座を対面式で開講します。ご興味のある方は、是非お早めに申込んでください。〆切は8月17日（水）です。

 

　尚、後期に関しては埼玉県の公式サイト（8/1（月）公開）、彩の国だより、市町村窓口の募集案内、埼玉未来大学等で詳細をご案内する予定です。