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大学からのお知らせ【社会貢献・地域連携】

漢方薬学分野の糸数七重先生が秩父健康市民大学講座の第1回目の講師として講演しました。

 10月15日(土)、秩父看護専門学校で令和4年度の第1回目となる日本薬科大学秩父健康市民大学講座が開講され、漢方薬学分野の糸数七重講師が「12か月の養生~食を通じた伝統医学の知恵~」と言うテーマで講演しました。

 講演に先立ち、野澤直美客員教授から本講座の開講にあたっての挨拶があり、その後、糸数先生の講演は、「医食同源」「薬食同源」「薬膳」の用語としての成立の解説から始まりました。続いて、日本における「薬食同源」「薬膳」の受け止められ方、「陰陽五行説」「気・血・水」などの概念や「伝統医学(東洋医学)」の理論について説明され、「気虚」「気滞」などと言われる心身の状態への「食」による「養生」を1年の各月毎に紹介されました。

 講座後の質疑応答では、日本国内で手に入る「養生」に使える食材に関する質問が寄せられました。

 平成28年度から開催して今年で7年目を迎えた今年度は、全4回全てを本学の女性の教員による講座として開催します。受講申込者は募集定員を超える41名で、向学心旺盛な三十代から八十代までの幅広い年代の方々にお集まり頂きました。