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大学からのお知らせ【社会貢献・地域連携】

市民大学きたもと学苑オープンカレッジに井上裕子教授が登壇しました。

 2月22日(水)、陽光が降り注ぐ文化センター3階第3会議室にて、令和4年度第2回~市民大学きたもと学苑オープンカレッジ~日本薬科大学公開講座の2回目が行われ、30名が受講しました。同事業は2018年5月に行われた北本市と本学との包括連携協定締結式を機に、北本市主催の市民向け生涯学習講座(全2回)に本学が講師派遣を行っているものです。第2回目は、生命医療薬学分野の井上裕子教授が「ごきげんが身体に良いのはなぜでしょう?」というテーマで1時間半の講義を行いました。 

 司会者より井上裕子教授についての簡単なプロフィール紹介が行われた後に講義が始まりました。 

 

  

 初めに、アンチエイジング医学について、美容の観点だけではなく自らが積極的に取り組む医療であり、健康長寿は自らの意志で行動し、様々な知識を得ることで、初めて手に入れることができるという話や抗加齢医学(アンチエイジング医学)の歴史的変遷や老化のメカニズム、酸化ストレス対策について、写真やグラフ等を用いて分かりやすく解説をしました。 

 

 続いて、幸せな人ほど長生きだといった観点から、幸福の概念やごきげんが健康に良いとされるゆえんについて、事例を挙げて話をしました。 

 

 最後に「健康の秘訣は笑顔」で「幸せな人ほど長生き」をキーワードに、誰もが日常生活で実践できる “具体的な方法”について説明があり、今日からでも直ぐに実践できる目からウロコと言った内容の講義になりました。講義終了後には、「フリーラジカルをおさえるために緑黄色野菜が有効なのはなぜか」「笑いヨガの効果について」「動物セラピーの癒し効果について」等多くの質問が投げかけられ、井上教授は一つ一つの質問に丁寧に受け答えをしていました。

 

  

 本年度予定されていました2回の講座は本講座をもって終了となりましたが、今後も北本市民の皆様のご希望に添う内容で講師派遣を行ってまいります。