理科教員のための実践教養講座(第14回)を実施しました
高等学校の理科教育に携わる先生方の発展的知識とスキルの向上を目的に理科教員のための実践教養講座を1月18日(土)に実施しました。本講座は、年に1回、埼玉県教育委員会の後援を受けて実施しているもので、今回で14回目となります。
今年度のテーマは、アセトアルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)遺伝子です。この遺伝子は、お酒の代謝物であるアセトアルデヒドを分解する酵素を作り、私たちの体質やアルコールに対する感受性に関わっていることが知られています。まず、自身の唾液からDNAを抽出し、リアルタイムPCRという先端機器を用いてALDH2遺伝子型を調べる実習を行いました。また、アルコール感受性の指標のひとつである「アルコールパッチテスト」も行い、自分の体質を深く知る体験を行いました。