日本私立学校振興・共済事業団の「2025年度若手・女性研究者奨励金」に、本学から実践薬学分野の鈴木萌子助教が採択されました
日本私立学校振興・共済事業団の「2025年度若手・女性研究者奨励金」に、本学から実践薬学分野の鈴木萌子助教が採択されました。
女性研究課題名:
「血液がん患者におけるバンコマイシン投与設計支援システムの構築」
研究概要:
病院薬剤師の業務の一つである、"感染症患者に対するバンコマイシンの投与量や投与回数の医師への提案(= 投与設計)は、現在まで薬剤師のスキルや経験に依存しています。本研究が目的としているのは、通常の薬の体内動態を示す患者だけではなく、薬の除去能力が一般的な患者よりも高いために、期待する効果が得られない血液がん患者の投与設計を、簡便な操作で理論的に実施できるシステムづくりです。これにより、病院薬剤師の業務負担を軽減することが可能となります。
※「若手・女性研究者奨励金」とは:若手あるいは女性研究者が自ら考案した研究計画を実現する機会を提供することで、私立大学等が取り組む特色ある多様な教育・研究を振興し、次世代の担い手となる人材を育成することを目的とした奨励金です(s_wakatejosei_p28.pdf)。
2025年5月16日(金)に、東京ガーデンパレスにて行われた「若手・女性研究者奨励金」の贈呈式の様子。(写真)