2025年7月31日、日本薬科大学さいたまキャンパスにて、高雄医科大学（台湾）との産学連携に関する覚書（MOU）調印式が行われました。今回の締結により、両大学は薬学分野における教育、研究、産業連携をさらに推進し、これまでの学術交流の成果を一層発展させることを目指します。

調印式は、日本薬科大学国際交流委員会の陳福士教授が司会を務め、福井次矢学長、新井一郎副学長、そして生薬学の専門家である山路誠一教授が出席しました。高雄医科大学からは、薬学部の楊世群学部長をはじめ、教授陣が参加しました。

式典では、両校の近年の学術交流実績が紹介されました：
• 学生交換および短期研修プログラムの実施
• 共同研究および国際学会での成果発表
• 夏季サマープログラムおよびインターンシップでの協力

今回のMOUに基づき、両大学は今後さらに密接な産学連携を展開し、薬学研究の共同開発、実務実習の充実、産業界との連携を強化するとともに、両校の学生・教員に対する国際的な学びと研究の機会を拡大していきます。

調印式は記念撮影をもって締めくくられ、両校の新たな協力関係の始まりを象徴する場となりました。