嘉南薬理大学および中国医薬大学薬学部長が日本薬科大学学長を表敬訪問
2025年8月2日から4日にかけて、第12回アジア薬科大学協会コンファレンス(AASP 2025)が日本薬科大学で開催されました。
この期間中、嘉南薬理大学および中国医薬大学薬学部の代表団が相次いで本学学長 福井次矢 教授 を表敬訪問し、
薬学教育と国際交流における連携強化について意見交換を行いました。
【嘉南薬理大学薬学部の訪問】
嘉南薬理大学薬学部の 施美份 教授(学部長)は、年次大会の開幕前日に本学学長を表敬訪問しました。
会談では、これまでの交流実績を振り返り、特に今年の夏季薬学キャンプにおいて、
嘉南薬理大学から25名の学生が1か月間の授業・実習・文化体験に参加し、日本の薬学教育を深く学んだことが紹介されました。
さらに、嘉南薬理大学修士課程の学生が本学博士課程へ進学するための連携についても議論され、
国際的な視野を持つ薬学人材の育成に向けた発展的な協力が期待されます。
【中国医薬大学薬学部の訪問】
続いて、中国医薬大学薬学部の 陳炯東 教授(学部長)が、林香汶 教授、
国際交流担当の 姜文平 助教 とともに本学学長を訪問しました。
今回の会談は特に意義深く、日本薬科大学学長と中国医薬大学薬学部長はいずれも今年就任した新任であり、
初めての直接交流となりました。
会談では、近年の教員・学生間の学術交流の成果が簡潔に報告され、今後の国際交流の方向性について意見交換が行われました。
今回の両大学の訪問は、日本薬科大学と台湾の主要薬学系大学との協力関係をさらに強化するものであり、
今後の学生研修、人材育成、国際薬学交流の発展に向けた重要な一歩となりました。
写真(2025年8月1日):
上左:中国医薬大学薬学部代表団と福井学長
上右:嘉南薬理大学薬学部代表団と福井学長
下:交流の様子