高大連携事業「高校生 薬理学実習」に、22校から196名の高校生が参加しました
8月6日(水)、8日(金)、9日(土)の3日間、高校生の科学分野への興味・関心を高めることを目的として、高大連携事業の「高校生 薬理学実習」を実施しました。生命医療薬学分野の宮田茂雄准教授の指導の下、「マウスへの麻酔薬投与と解剖」をテーマに実習を行いました。
実習開始前には、実験動物の適正な取り扱いに関する基準や倫理、そして生命と向き合う科学研究者の責任について学びました。実習では、薬が体にどのように作用するかを研究する「薬理学」の基礎と、創薬研究における薬理学実験の意義について講義を受けた後、実験用マウスに注射用麻酔薬を投与し、苦痛を与えない方法で安楽死させて臓器の位置や形態を観察しました。参加した生徒たちは、生命の大切さを考える機会になるとともに、動物の各臓器の機能について理解を深めました。
本実習には、埼玉県立本庄高等学校、埼玉県立川越女子高等学校、埼玉県立熊谷西高等学校、埼玉県立熊谷女子高等学校、川口市立高等学校、栃木県立足利高等学校、山村国際高等学校、開智高等学校、獨協埼玉高等学校、文化学園大学杉並中学・高等学校、東洋女子高等学校、貞静学園高等学校、国際学院高等学校、埼玉栄高等学校、大妻嵐山高等学校、桜丘高等学校、大東文化大学第一高等学校、本庄第一高等学校、成女高等学校、浦和学院高等学校、花咲徳栄高等学校、昌平高等学校の計22校から196名の生徒が参加しました。