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大学からのお知らせ【さいたま / お茶の水】

高大連携事業 埼玉栄高等学校「医学探究実習」を実施しました

10月4日(土)埼玉栄高等学校の探究活動の一環として1年医学探究実習 及び2年医学探究実習を実施しました。1年医学探究では、1年生13名と先生2名が参加、2年医学探究では、2年生17名と先生2名が参加しました。 

1年医学探究では、高野文英教授、安田高明教授、片岡裕樹講師の指導の下、胃腸薬や漢方薬として使うキハダから有効成分を抽出し、薄層クロマトグラフィー(TLC)による成分確認を行いました。 

 

2年医学探究では、午前中に福嶋仁一講師、西尾信一講師の指導の下、ヤマトシロアリのフェロモンによる行動の分析とヤマトシロアリの腸内に共生するセルロースやリグニンなどの木材成分を分解する原生生物の観察を行いました。午後は、薬用植物園で生薬の材料となる薬用植物を観察しました。 

 

本実習に参加した高校生は、医学、薬学系を志望する者が多く、「高校の授業等ではできない実験ができ、貴重な体験となった」「ヤマトシロアリの行動観察や腸内の原生生物をみつけるなどを通して、より一層将来の夢に向けての意識が高まった」等の感想を述べていました。 


1年生の医学探究の様(全体説明)

 

1年生の医学探究の様子(抽出)

 

2年生の医学探究の様子(全体説明)

 

 2年生の医学探究の様子(原生生物の観察)