【高校の先生方対象】「理科教員のための実践教養講座」のご案内
本学では、高等学校の理科教育に携わっている先生方に発展的知識とスキルを身につけていただくことを目的として、「理科教員のための実践教養講座」を平成22年度より毎年実施しています。
本年度も、第16回として「医薬品成分の合成と核磁気共鳴(NMR)法による構造解析」をテーマとして下記のように実施しますので、ぜひご参加ください。
記
テ ー マ:「医薬品成分の合成と核磁気共鳴(NMR)法による構造解析」
主 催: 日本薬科大学
後 援: 埼玉県教育委員会(予定)
日 時: 令和8年8月25日(火)10:00~16:00 講義と実習
場 所: 日本薬科大学 さいたまキャンパス 研究実習棟 622実習室・中央機器室
対 象:関東一都六県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)にある高等学校の教員および実習教員
定 員: 20名(先着順)
参 加 費: 1,000円(実験材料費)
時 程:受 付 9:30~10:00
開 講 式 10:00~10:05
講義・実習 10:05~15:50
閉 講 式 15:50~16:00
学校長宛案内文書:出張伺いに利用できる文書はこちら
申込方法: 下記のQRコードまたはURLにてWeb申し込み
問合わせ: 日本薬科大学 薬学教育センター 西尾信一
電話:048-721-1155(代表)
内線5011 Fax:048-721-6718
E-mail:s-nishio@nichiyaku.ac.jp
令和8年度 第16回
「理科教員のための実践教養講座」
参加申込URL
令和8年度 第16回 「理科教員のための実践教養講座」 参加申込
「医薬品成分の合成と核磁気共鳴(NMR)法による構造解析」(概要説明)
核磁気共鳴(Nuclear Magnetic Resonance: NMR)法は、磁場中に置かれた原子核が特定の周波数の電磁波を吸収する現象を利用した分析法です。NMRを用いることで、有機化合物中に存在する水素原子や炭素原子などの化学的環境を調べることができます。特に水素の主同位体である1Hは天然存在比がほぼ100%であり、NMRにより高感度に観測できます。1H NMRは有機化合物の構造解析に広く利用されており、医薬品や生理活性物質の合成研究においても、目的化合物が得られているか、また副生成物や未反応原料が残存しているかを確認できます。そのため、NMRは現代の有機化学・創薬化学において不可欠な分析法の一つです。
本実習では医薬品成分を合成し、その反応結果をNMRにより評価します。原料と生成物の1H NMRデータを比較し、反応によってどのような構造変化が起こったのかを考察します。NMR測定と解析を通じて、有機化合物の構造と測定データの対応関係を理解するとともに、医薬品合成における機器分析の役割を学びます。




